電脳読書会『花に背いて』(鈴木 由紀子著)


第1号かな 上杉景勝 --- 2002/07/17(Wed)19:13
>>> 第1号かな

 新聞連載中から読んでおりました。早速買い求めましたが、
 今は書棚の中に鎮座しております。
 読みなおしましたら、報告いたします。(津本陽の「本能寺の変」
 を先に読み始めてしまいましたので)



■買ってしまいました。 石田 治部 --- 2002/07/17(Wed)21:42
皆様が楽しそうに読まれてるので私もネットショップで
買ってしまいました。届くのが楽しみです。



■買ってすぐに トラマ --- 2002/07/18(Thu)07:14
読んじゃいました。
D門さんとか隆さんとかの作品からの引用と思われる部分が
ところどころちばめられてますね(^^)



■ようこそ よーぜん --- 2002/07/19(Fri)09:50
景勝さん>
第1号です。
再読後の感想を是非聞かせてください。

治部さん>
治部さんも買ってしまいましたか(笑)。
そろそろ届くのでは?読み終わりましたら、こちらでぜひ、お話をお聞かせください。

トラマさん>
>D門さんとか隆さんとかの作品からの引用と思われる部分が
ところどころちばめられてますね(^^)

トラマさんも、感じましたか。
あと、兼続と慶次郎が登場するシーンなどは「花の慶次」の数々の場面を髣髴させるものがありました。

話は変わりますが、兼続の子どもたち、通説どおり、景明、松、梅の三人だけでしたね。信綱の子が登場したので、あるいは兼高の方も登場するのかな、と思いましたが、そちらは登場しませんでしたね。
竹松、松、梅とおめでたい名前ばかりなのに、早世してしまったとはなんとも皮肉な気がします。



■例えば トラマ --- 2002/07/22(Mon)16:51
関ヶ原で景勝が徳川軍を追撃しなかったとき
花の慶次では前田慶次は景勝を褒め称えるそぶりを見せましたが
こちらでは悔しがったとありました。
そうかと思えば結城秀康の絡みのところなどは
まんま花の慶次の流用ですね。
他にも南原さんの「謀将直江兼続」などを読んでらっしゃる方は
ニヤリとする場面が多いのでは。



■まだ。 石田 治部 --- 2002/07/23(Tue)21:39
別の本と一緒に頼んだのでまだ来ません。



■まだ? よーぜん --- 2002/07/25(Thu)20:32
治部さん>
2日たちましたけど、まだ届きませんか?



■じつは、 石田 治部 --- 2002/07/25(Thu)21:04
遅いので調べたら、一緒に頼んだ本が4〜6週間待ちになってました。だから、別配達希望にしたので今度こそボチボチで来ると思います。



■いまのところ トラマ --- 2002/07/26(Fri)09:33
流用っぽいのは
「一夢庵風流記」「密謀」「謀将直江兼続」「北の王国」
このあたりでしょうか。



■ということは よーぜん --- 2002/07/26(Fri)21:02
>流用っぽいのは
「一夢庵風流記」「密謀」「謀将直江兼続」「北の王国」

ということは、ほとんどの直江本の流用?ということになりますね。



■読んでないからわかりませんが、 石田 治部 --- 2002/07/27(Sat)22:28
オリジナルな所はないの?



■オリジナル よーぜん --- 2002/07/28(Sun)14:10
まあ、あちこちにトラマさんの指摘した小説からの流用が見られるというのは否めませんが、お船の方を主人公に据えたという事自体、試みとしては新しい事だと思います。
ただ、作品として、あからさまにあの小説にあった、とわかるものはどうなのでしょう。和歌には「本歌取り」という手法もありますけど…

後半のほうで、前田のまつ(芳春院)が頻繁に登場していたのは大河を意識しているのでしょうか(^_^;

全体としては読みやすく、兼続関係の入門的小説としてはおすすめです。(その点、治部さんやトラマさんには物足りなさを感じるのかも知れませんね(^^)



■おりじなる トラマ --- 2002/07/29(Mon)08:30
我々の間であまり評価の高くないD門さん(^^;)の
北の王国はけっこうお船の頻度は高いです。
ただ関ヶ原以降まで話を広げた点や
信綱の息子を最後フォローしている点は
評価できると思います。
戦国のおかみさんはあんなに活発だったんでしょうか?



■戦国のおかみさん よーぜん --- 2002/07/29(Mon)20:24
↑なんかいいなあ、この表現(^^)

>戦国のおかみさんはあんなに活発だったんでしょうか?

菊姫をおいて会津の様子を探りに行く下りなどは天晴れな感じがしましたが、実際はそういう事が可能だったのでしょうか。
ただ、男の道具としての悲劇的な戦国女性のイメージは完全に払拭されていて、小気味よくはありますが。

菊姫といえば、彼女が自害して果てた結末はちょっとショックでした…



■きた 石田 治部 --- 2002/07/29(Mon)21:08
昨日届きました、今日から読んでます。



■わたしは… よーぜん --- 2002/07/30(Tue)20:10
お金払うの忘れていた!
今日催促のメールが来ていました(T_T)



■ようやく読了 三楽堂 --- 2002/08/01(Thu)22:26
並行して5冊ほど読んでいるので時間がかかりました。たぶん本書の通読時間はそんなにかかっていないはず。
読みやすい文章だったです。
挿絵がちょっと気に入りませんでした。表紙はいいんですけど、中扉。マンガみたいで。
他の作品からの引用とまではいかないけど、彷彿とさせる場面。う〜ん。いいんだろうか?

ちょっと手厳しいかもしれませんが、うわべをなぞっただけ、という印象を受けました。要するにお船が他の女性と話すシーンを使って歴史の推移を解説させているようで・・・

後半に定勝の初入部を持って来たのはよかったと思います。あれがなければ救いがまったくありませんから。
あと、この幻冬舎って出版社があまり好きじゃない。ここは本を売るということにおいて良くも悪くもドライです。おそらく瞬く間に文庫本になって単行本は絶版にしてしまうんじゃないだろうか。芸人の書いた本ばっかり出すところだし。

>お金払うの忘れていた!

わたしも最初の買い物でやっちゃいました。頼んで、モノがきて、それで済んだと思っちゃうんだよねえ。



■やっと7割 廣井真砂 --- 2002/08/03(Sat)01:39
『花に背いて』7割ほど読み終えました。

私は殆ど歴史小説の類は読まないのですが、今のところ、普通に楽しく読んでます。歴史的観点からだと「おや?」と部分はあるかもしれないのですが、元々は新聞小説での連載だけあって、どんな方でも読みやすく書かれているなというのは感じました。

直江公やお船さんに最近になって興味を持ち始めたので、(フィクション部分が強いとはいえど)このお二人の仲の良さや、この夫婦と景勝公とお菊夫妻との仲の良さが至るところで滲み出ていて読んでいてほがらかな気分になります。

でも、これから先読むところは、暗雲の垂れ込めたお話になりつつあるみたいなので、ちょっと気合入れて読みます。

また読み終えたら書き込みに来ます。



■いろいろ… よーぜん --- 2002/08/04(Sun)12:23
三楽堂さん>
>挿絵がちょっと気に入りませんでした。表紙はいいんですけど、中扉。マンガみたいで。

いっそのこと、原哲夫にすればよかったかも!?(爆)

廣井真砂さん>
>どんな方でも読みやすく書かれているなというのは感じました。

たしかにそうですね。読みやすいことは読みやすい。でも…と感じてしまう部分も多々あったりして(笑)。



■挿絵 三楽堂 --- 2002/08/04(Sun)14:47
新聞小説ですから、連載時の挿絵を使わざるを得ないでしょうね。
わたしは挿絵一切なしか、あるいは切り絵なんかが好きです。あとは村上豊(司馬遼太郎『城塞』など)

とくにもう死んでしまいましたが、宮田昌之さん。八犬伝の挿絵集(別冊太陽)も買いました。



■ざっと読んだ感想です。 タロシン兼続 --- 2002/08/06(Tue)21:41
会津若松のタロシン兼続と申します。
やましろの守さんのHPから、こちらに流れてきた者です。

皆さんに倣いまして、早速インターネットショップより購入し、7〜8割ほど読んだところです。
私が今まで読んだ本の中では、大河ドラマを作るための原作候補として、一番良いのではないかと思いました。
(賛否両論あるとは思いますが、あくまで「大河ドラマを作るための原作候補」としての感です。)
お船は、良妻として描かれていなければ、いけませんよね〜?
(よく描かれていない本が多いですね…。)
「一夢庵風流記」テイストが効いていて、好印象でした。
もう少し効いていても良いと思います。
「われ、謙信なりせば」テイストも効いいていると、もっと好きになれそう…。
まだ、完全には読み終わっていませんが(ざっと通しては読み終えています)、今のところ、不満はないです。
もう一度、じっくり読もうと思います。
NHKの大河ドラマ化は後でもいいです。まず民放でもいいですので一度、直江兼続が主人公のドラマ放映して欲しいです…。



■P.S. タロシン兼続 --- 2002/08/06(Tue)21:43
P.S.
以下が、私が今までに読んだことのある、直江兼続が出てくる本です。この程度しか読んでいないのに、出しゃばった発言してしまいまして、スミマセン…。
(読んでいる途中のものもあります。何となく好きな順に記してあります。作者敬称略です。)

☆花に背いて…鈴木由紀子
☆北の王国…童門冬二
☆一夢庵風流記…隆慶一郎
☆われ、謙信なりせば…風野真知雄
☆密謀…藤沢周平
☆謀将直江兼続…南原幹雄
☆愛と鬼謀の軍師直江山城守…井口朝生
☆家康に喧嘩を売った反骨の名軍師直江兼続…羽生道英
☆宿敵・家康も惚れた名軍師直江兼続…中村晃
☆群雲、関ヶ原へ…岳宏一郎
☆生涯ただ一度の激怒…福米沢悟
☆巨いなる企て…堺屋太一
☆真説関ヶ原合戦…桐野作人



■ようこそ よーぜん --- 2002/08/07(Wed)20:16
タロシン兼続さま>
ようこそ。やましろの守さまのサイトでお見かけしておりましたが、ついぞお声をかける暇もなく…。お越しくださいましてありがとうございます。

>この程度しか読んでいないのに、

そうはおっしゃいますが、ここのところ本を読んでいない私には多いに刺激になります。『花に背いて』は久しぶりに読んだ本だったのでした。(何やってんだろ、私は…?)

>大河ドラマを作るための原作候補

たしかに、わかりやすいですから。多くの人に受け入れられるという点ではいいかもしれませんね。(そういう意味では、D門さんも?…おっと、ブーイングが聞こえてきそうだ)
私個人としては、南原さんの描く兼続、結構気に入っているんですけど(^^;



■私も7割くらい読んだ。 いしだ じぶ --- 2002/08/09(Fri)18:05
私的には不満が多いなぁ、この本。細かくは読みきってから
書きますが、やたら良く知りすぎてませんか?お船さま。
>お船が他の女性と話すシーンを使って歴史の推移を解説させているようで・・・という三楽堂さまの意見と似てるかな?ともおもいますが。
お船さまを主人公にしたことはすごくいい。でもなんか
もう少し工夫があってもいいのではと思うし、なんか、
「一夢庵風流記」を読んでるみたいで、面白くない。
アンチ前田慶次なもんで、私は。(単行本全部持ってるけど)
漫画でオーバーに描かれてから「それは書きすぎ」とか思ってる
うちにアンチになっちゃた。

関係ないことまで書いたのでこの辺で失礼しますね。
全部読んでから、「アンチ」な話は抜きで感想を書かせていただきます。



■アンチ慶次? よーぜん --- 2002/08/10(Sat)10:35
>やたら良く知りすぎてませんか?お船さま。

いわれてみれば、そうですね。
物語の語り手になってしまっている感じに見受けられるところもありますね。

話は変わりますが、私が気に入っているシーンは慶次とお船の出会う場面。
兼続の書庫(だったか)で二人が初めて顔をあわせるんですが、そのときの二人のやり取りがちょっと艶っぽくていいなあと。
しかし、よく考えてみれば、あのシーンなど、『花の慶次』の慶次のイメージのまんまなんですよね(笑)



■アンチというか。 いしだ じぶ --- 2002/08/10(Sat)22:35
史実(?)と空想が混ざりすぎた武将ってあまり好きじゃないんですよ、真田幸村とかも。
「華の慶次」って、慶次と仲間達を良く書く為にその敵を
すごく小さく書いている気がするのですよ、前田利家とか。
だからどうも好きになれない。
突っ込んで言えば(というか本音?)石田三成を大物とは言わないけど、
あまり小さく書きすぎないでほしいなぁ、さらにだから負けた、ってのも。で、物語の主人公が「あいつじゃ家康には勝てない」
と見抜いてました、って書き方も。

グチってすいません。今宵はここまでにいたしとうございます。



■なるほど よーぜん --- 2002/08/13(Tue)12:00
じぶさん>
>慶次と仲間達を良く書く為にその敵を
>すごく小さく書いている気がするのですよ

どちらかに肩入れするとどうしても敵対するがわは悪くかかれちゃうのはある意味仕方ないことかもしれません。
ですが、私もいい加減ひねくれ者なので、あまりその人物を高く評価してかかれちゃうと、「それ、ほんと?」と疑いたくなってしまうところがあります。
兼続にしてもあまりよく書かれちゃうと、それはそれで嬉しいのですが、「そんなことはないだろう」と思ってしまったりとか。
『花の慶次』は少年誌風にアレンジされているから、ヒーローとしてああいう描かれかたをしても仕方ないかなと思います。

>石田三成を大物とは言わないけど、
>あまり小さく書きすぎないでほしいなぁ

ふふふ、じぶさんの本音が出ましたね(笑)。



■歴史推移はいいから・・・ 三楽堂 --- 2002/08/16(Fri)15:55
お船の方が、菊姫やおまつや結城秀康などと時代の趨勢を語らせる場面がやたら多く、もう少し「小さな世界」を描いてほしかったと思います。史料が少ないので難しいとは思いますが、娘や息子のこと、直江家中のきりもりとか。
史料がない分、そこは小説家の力量ということになるのですが。

そこに、この作者の限界がみえてしまうのです。

隆慶一郎の不満点はたしかに登場人物の「色分け」がきつすぎるところですね。石田三成、長宗我部元親、徳川秀忠、お江の方はちょっとひどい描かれ方ですね。いささか劇画調にデフォルメされていて、あそこまでしなくても、と思います。
簡単に言えば、歴史の勝者・敗者に係わりなく、「かっこいい男」と「愚かな男」という2極化でしょうか。
だから、彼の小説は歴史小説というよりも、時代小説、ファンタジーとして読んだほうがいいんだろうなあ・・・。
ちなみに原哲夫のタッチはあまり好きではない。主人公ではなく、脇役のデフォルメされた顔とかが「ナニワ金融道」的で、生理的に嫌だ。



■書状 よーぜん --- 2002/08/18(Sun)13:01
>もう少し「小さな世界」を描いてほしかったと思います

前からちょっと思っていたのですが、お船のかたや兼続の個人的な書状とかは残っているのでしょうか?



■兼続一家の書状 三楽堂 --- 2002/08/18(Sun)14:11
兼続→景明というのは、ありますが、夫婦間や娘とのものはなかったような気がします。
直江家が断絶した際に処分しちゃったのかなあ。プライベートな書状が残っていないから、家族を描きにくいということはあると思いますが。



■そうなると・・・ トラマ --- 2002/08/19(Mon)12:21
>お船の方が、菊姫やおまつや結城秀康などと時代の趨勢を語らせる場面がやたら多く、もう少し「小さな世界」を描いてほしかったと思います。

大河向けの本かもしれませんなァ(笑)



■書状その2 よーぜん --- 2002/08/22(Thu)08:06
プライベートな書状は残っていないのですか。そうなると、2人のやり取りを構築するには、想像力を働かせるほかないのですね。

私が作中で2人のやりとりに関して、おっ、これは、と思ったところ。。。
長谷堂合戦から帰ってきた折だったと思うのですが、兼続が兜をとると、むっとするような汗のにおいがした、という場面。何気ない日常(兜を取る=戦から帰ってくる、ということが日常というのではなく、汗のにおいを感じたという点において)がさりげなく描かれているようで、あの場面はなかなかいいなと思いました。
兼続の汗は臭くないぞ、って、そんな事はないか。



■感想でしょ・・・感動でしょ・・ 山・川 --- 2003/01/17(Fri)17:49
私は歴史全般が好きで、「花に背いて」も私の歴史好きを知った方に進められ、お借りし、読むに至りました。正直、山形出身の書き手では・・・と、初めは期待していませんでした。しかし、読み始めて・・・息をつくと深夜3時。全力で読みきりました。
 いろいろな感想をお持ちの方がいるとおもいますが、少なからず、面白く読み、想像力を存分に働かせてくれる内容であったために最後まで手に持ち、読みきった方たちがこの場で感想を述べていると思っています。私たちこの場を借りている人は書き手ではありません。つまらなければ、書を閉じればいいのです。もう1度想像の世界にわが身をおき、この読者会室に戻ります。そのときは、非難・中傷ではなく、「感想」が多く寄せられていることを願います。



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