Vol.1 義経伝説〜能登編〜

石川県富来町



■義経一太刀岩■

関野鼻海岸にある奇岩。一帯はカルスト地形で、波や風雨に侵食されたさまざまな奇岩を見ることができる。この岩は、義経一行がこの地を訪れた時、刀の試し切りをした岩だという。


■義経の舟隠し■

頼朝に都を追われた義経が奥州へ下る途中、風雨を避けるために48艘の舟を隠したと伝えられる。
風雨を避けるには格好の岩場ではあるが、果たして48艘もの舟が退避できるのかどうか・・・(^_^;)



都を追われ、加賀国に入った義経一行は、加賀の大名(『義経記』の表記に従う)富樫介が義経を捉えようと待ち受けていることを知り、弁慶は義経を先に宮越(宮腰/現金沢市)へ行かせます。弁慶は一人、富樫介のもとに立ち寄り、その後大野の湊(現金沢市)で義経と合流。その日は竹橋(現津幡町)に泊まり、翌日倶利伽羅峠を越えて・・・と『義経記』には記されています。
『義経記』に従えば、義経一行が能登方面に立ち寄った形跡はなく、これらの奇岩伝説はあくまで伝承の域を出ないのでありますが・・・

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